苔玉を作って観葉植物のセラピー効果を満喫しよう

苔玉について

近年、盆栽ブームやテラリウムの人気とともに、ふわふわで丸くいフォルムが人気の苔玉。一つひとつがユニークで可愛らしく、小さな自然のオブジェのようでじんわりと魅了されます。

そもそも苔玉とは.、植物の根を用土で丸くだんご状にして包み、そのまわりにコケ植物を貼り付けて、透明のテグスなどでぐるぐる巻いて固定したものです。見た目はマリモによく似ています!

盆栽のような日本の風情もありながら育てやすく、アレンジも自由なので、日本だけでなく海外での人気も高まっています。

 

オフィスや家に小さな自然を取り入れる

美しく苔むした庭園を眺めて心が落ち着いた経験はありませんか。苔が持つ独特のいい香りは心が癒され、安らぎますね。これは、生きた植物が持つ力によるものです。緑に囲まれると自律神経が安定し、リラックス効果があることが知られています。

これと近い感覚を楽しめるのが苔玉。生命力に満ちた小さな自然を前に、無意識のうちに落ち着きを取り戻せます。オフィスや家に置くと、手のひらサイズの自然を味わえるのが苔玉の人気の理由です。

どんなものがあるか

【ハイゴケ】

管理がしやすく環境適応能力も高いハイゴケ。日当たりの良い草地などに自生しているため、他の草木と組み合わせやすく苔玉によく利用されます。

 

【コツボゴケ】

半日陰で水気のある場所を好む、丈夫なコツボゴケ。ふわふわした小さな葉には、透明感とツヤがありとっても可愛らしく、コケが伸びすぎたらカットして形を整えてあげましょう。

 

【ツルチョウチンゴケ】

半日陰の湿った場所を好み、這うように生長するツルチョウチンゴケ。コツボゴケに似て透き通る葉が美しく、葉の表面が波打つのが特徴です。

 

【オオバチョウチンゴケ】

沢沿いなど岩上など水気の多い場所を好んで生えています。コツボゴケと比較すると葉は二回りくらいの大きさで、コケの中でも大柄な種類。存在感のある透き通るような葉は水をかけたときに輝くように美しく、苔玉がキレイに見えます。乾かさないよう水やりを多めにするのが、綺麗に育てるコツです。

 

【シノブゴケ】

沢沿いの湿った場所でよく見かけるシノブゴケ。繊細に枝分かれする姿が美しく、小さなシダのようにも見えます。苔玉にすると少し厚みが出るのでふんわりした感じになります。基本的に乾燥には弱いです。

苔玉の作り方

①土玉作り

ケト土、赤玉土、水苔を2:1:1の割合でボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。水を少しずつ足しながら泥団子を作る要領でボール状にします。土玉の外側に苔を貼りつけるので、作りたいサイズより一回り小さく作りましょう。土玉の真ん中にくぼみを作り、お椀のような形にします。

 

②植物を植え込む

土玉のくぼませた部分に、植物と培養土を入れます。植物の根回りの大きさを事前に確認しましょう。根回りが大きい場合、株分けしておきましょう。根が伸びすぎていたりする場合、手に取って軽く丸めておくと、苔玉への植え込みがスムーズです。

 

③苔の貼り付け

苔は事前に洗って、軽く水を切っておきます。土を隠すように、苔を丁寧に張り付けていきます。貼りつけた苔はすぐに剥がれてしまいますので、苔のまわりにテグス糸を巻き付け、固定させます。巻き終わったら、テグスを結び、結び目を土の中に隠します。

木綿糸を使う場合は、目立たないよう黒などの暗い色の糸を選びましょう。木綿糸は、ゆくゆく自然に土に溶け込んでいくので、苔が根付いたときに自然な仕上がりになりやすくなります。

 

ぜひ楽しんで作ってみてください!

 

観葉植物の心理効果

緑は他の色を助け、他の色を生かしながら、心と身体のバランスをはかったり、人との争いを和解させる働きをします。季節の変わり目など体調を崩しそうで不安な時や、日々の仕事暮らしの中で、「疲れたな」と感じた時に緑を側に置いてみてください。

今回ご紹介した苔玉も、苔玉独特の落ち着いた香りがいいですよね。見た目にも可愛らしく、土を触って作ることで知らず知らずに身体に溜まったストレスも癒されそうです。