「浴衣でカラーセラピーしてみる」
夏のお出かけと言えば、花火や夏祭りですね。そんな夏のお出かけで、気分をより一層盛り上げてくれるのが「浴衣」です。浴衣には、さまざまな色彩の浴衣と帯との組み合わせがあります。その色彩の心理効果でなりたい自分を演出できるのです。
「今日は彼とデートだから、大人っぽく決めたいな。」「友達とのお出かけ、かわいくおしゃれに見せたいな。」など!今回は、なりたい自分を演出できる浴衣のカラーセラピーについてご紹介します!
1.浴衣の色彩とその演出効果
浴衣の美しさは夏の夜を彩ります。薄闇の中でひらりと舞う浴衣の鮮やかな色彩は、まるで花火のように心を躍らせ、着る人の個性や心情を映し出してくれますよ。
①赤
効果:エネルギッシュで情熱的な雰囲気。活力や元気さを演出します。
おすすめシーン:お祭りやイベント、活気溢れる場に。
②青
効果:落ち着きやリラックスした雰囲気を作り出します。
おすすめシーン:友人や家族と過ごすリラックスタイムに。
③黄
効果:明るく楽しい気分に!人を引き付ける効果があります。
おすすめシーン:明るく元気な印象を与えたいときに。
④緑
効果:周りと調和し、リラックスした心地よさを感じさせる。
おすすめシーン:自然の中やリラックスしたい場面で。
⑤紫
効果:神秘的で高貴な雰囲気を演出し、エレガントな印象を与えます。
おすすめシーン:フォーマルな場面や、特別なイベントに。
⑥ピンク
効果:優しさや、可愛らしさを演出し、愛らしい印象を与えます。
おすすめシーン:ロマンティックな場面やデートに。
⑦茶
効果:安定感があり、落ち着いた雰囲気を作ります。
おすすめシーン:伝統的なイベントや、年配の方々との集まりに。
⑧白
効果:清潔感や純粋さを表し、爽やかな印象を与えます。
おすすめシーン:夏の暑い日や、清楚な印象を与えたいときに。
ぜひ、なりたい自分をイメージしてベースの色彩を選んでみてください。ベースの心理効果を理解した上で、次は柄の持つ表現をみてみましょう。
2.柄で表現する浴衣選び
浴衣の柄はその人の内面を静かに語り、夏の夜に咲く一輪の花のように見る人の心を捉えます。柄の一つひとつに込められた意味や思いも感じながら、自分らしい一着を選べば、夏の思い出がより特別なものになりますよ。
①花柄:花柄の浴衣は、女性らしい柔らかさと華やかさを演出します。さまざまな花がデザインされていることが多く、春や夏の季節感を引き立てます。
②文様柄:文様柄の浴衣は、伝統的な日本のデザインや文化を感じさせます。例えば、綸子(りんす)模様や麻の葉模様など、古典的な柄が代表的です。
③水玉柄:水玉柄の浴衣は、可愛らしさとレトロな雰囲気を演出します。小さなドット模様が特徴で、明るい色合いのものが多く見られます。
④縞柄:縞柄の浴衣は、シンプルかつ上品な印象を与えます。縦縞や横縞、太縞や細縞など、さまざまなバリエーションがありますが、一般的に清潔感があります。
⑤劇柄:劇柄の浴衣は、歌舞伎や能などの舞台衣装をイメージしています。豪華な花鳥風月の図柄や、花魁(おいらん)や侍をモチーフにしたものがあります。華やかさと風格が演出されます。
季節感やイベントに合わせた柄選びも重要です。自分の個性や好みに合った浴衣の柄を選ぶことで、より一層魅力的な雰囲気を演出できますよ!
3.帯との組み合わせで魅せるカラーセラピー
基本の色彩の効果や柄の演出効果を理解した上で、最後は上級者編として、帯との組み合わせを考えてみましょう。
- ・清楚に見せたいなら浴衣を紺色の縞柄、帯は白やシルバーをあわせて。
- ・たくさんおしゃべりしたい時にはオレンジ色の水玉柄の浴衣に赤い帯をあわせて。
- ・おとなっぽさを演出するなら、浅葱色の文様柄の浴衣に深紫の帯をあわせて。
まとめ
浴衣を選ぶ際には、自分がどんな気分になりたいか、どんな印象を与えたいかを考えてみてくださいね。
そして、是非楽しみながら色彩や柄、帯との組み合わせを選んでみてください。カラーセラピーの効果を味方につけて、浴衣で夏を楽しんでくださいね!
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