エディブルフラワーでクリスマスのごちそうを彩る
クリスマスが近づくと、街はクリスマスの華やかなデコレーションで彩られます。イルミネーションに輝く街並みを見るだけで、この季節の特別感が感じられて心が躍りますよね。家の中にもクリスマスツリーやリース、フラワーアレンジメントなどで飾りつけをされる方も多いのではないでしょうか。
料理やテーブルコーディネートにも、この時期ならではの特別感をプラスしたいとき、おすすめしたいのがエディブルフラワー（色用花）です。食卓に加えることで手軽に華やかさを演出でき、クリスマスにぴったりのごちそうになります。
この記事では、誰でも簡単に取り入れられるエディブルフラワーの魅力や楽しみ方についてご紹介します。
エディブルフラワーとは
エディブルフラワーとは、食べられるお花のこと。一般的な観賞用のものとは違い、食用として農薬管理が徹底された中で栽培され、安心して食べられるものです。レストランで、エディブルフラワーを使って綺麗に彩られた料理を食べたことがある方も多いのではないでしょうか。最近ではスーパーや通販などでも販売され、わたしたちも気軽に手に入れやすくなっています。パックに入った状態で売られており、洗ってそのまま食べられるものがほとんどです。
冬は花が少ない時期ですが、エディブルフラワーの多くはハウスで栽培されており、手軽に入手できるのも嬉しいポイントです。ミントやラベンダーなど、ハーブ類は昔からよく料理に用いられてきましたが、最近ではエディブルフラワーの彩りや種類も豊富になっていて、手軽に利用できるようになっています。
初心者でも簡単な料理への取り入れ方
最近では手に入れやすくなっているエディブルフラワーですが、実際に利用したことがある方は少ないかもしれません。どのように料理へ取り入れたらよいのか、簡単にできる代表的な例をご紹介します。
1. サラダ
一番手軽にできるのがサラダに使う方法です。ベビーリーフやレタスなどのサラダに、花びらを数枚散らすだけでも一気に華やかになります。赤や白系の花びらを使うと、グリーンに映えて色が引き立つのでおすすめです。
2. カナッペやオードブル
クラッカーやパンにチーズや生ハムなどを乗せ、その上に花びらで飾るとクリスマスにぴったりの一皿になります。カルパッチョなどの上やお皿の縁に飾りつけるだけでも華やかです。
3. クリスマスケーキの飾り
エディブルフラワーの華やかな彩りは、クリスマスケーキとの相性も抜群です。生クリーム系のケーキなら淡いピンク系の花を、チョコレートケーキなら赤や紫、ブルーの花を飾ると綺麗です。
4. ドリンクの彩りに
シャンパンや炭酸水などに浮かべてみるのもおすすめです。特別な日の食卓が、演出できます。エディブルフラワー入りの氷を作り、それを飲み物に入れるのも華やかですよ。
クリスマスの食卓を演出するアイディア
エディブルフラワーを使ってクリスマスらしさを表現するなら、王道の赤、白、緑を組み合わせて飾りつけてみましょう。青系を入れると落ち着いた大人っぽい雰囲気が演出できます。テーマカラーを決めてコーディネートすると、統一感が出て食卓が一層華やぎますよ。
おすすめの代表的なエディブルフラワーをご紹介します。
- ビオラ/パンジー
赤や青、白など彩りが豊富で扱いやすい。サラダやスイーツなどどんな料理にも使えます。
- ナスタチウム
オレンジ・赤系の色彩とスパイシーな香りがお肉料理に最適です。
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バーベナ
小さな花で、どんな料理にも散らしやすく飾りつけが映える。赤やピンクをあしらうとクリスマスの雰囲気にぴったりです。
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ローズ
花びらだけを散らしても優雅で豪華に演出できるのはローズならではです。
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カーネーション
くしゅくしゅっとした花びらはそれだけでボリュームがあり、存在感抜群です。
アクセントとなる緑色にはミントやディルなどのハーブを使うのも良いですが、クリスマスならではのモミやヒバ、ユーカリなどをあしらうのも趣があります。
まとめ
エディブルフラワーは、特別な日の食卓を、手軽にそして美しく彩ってくれる頼もしい味方です。どんな料理にも気軽に取り入れられるので、初めて利用する方でも特別なテクニックは必要ありません。鮮やかな色合いがクリスマスの雰囲気を一気に高めてくれます。そして、見て楽しむだけではなく、味や香りも含めて楽しめるのが嬉しいポイントです。
サラダやオードブル、ケーキ、ドリンクなどに、赤・白・緑といったクリスマスカラーを中心に花選びをして添えると、この時期ならではのテーブルコーディネートが簡単に完成します。クリスマスならではのごちそうを並べ、エディブルフラワーで華やかに演出すれば、食事の時間が楽しいひとときとなり、印象的なホリディシーズンを過ごせるでしょう。
今年のクリスマスの食卓にはぜひ、エディブルフラワーによる演出を取り入れてみませんか。
