ホワイトデーにおすすめの花贈り

冬の厳しい寒さが緩み、春の足音が聞こえ始める3月14日、この日はバレンタインデーのお返しをする、ホワイトデーとして広く知られています。ホワイトデーは、日本発祥のイベントであることをご存知ですか。

1970年代に始まったこの習慣は、バレンタインデーに贈られたチョコレートや気持ちに応える日として広まりました。実は欧米のバレンタインデーには、男性から女性に花や食事、プレゼントを贈ることが多く、時には男女が共にプレゼントを贈り合うこともあります。しかし、日本でのバレンタインデーは、女性から男性にチョコレートをプレゼントするとともに、愛を伝える日とされました。そのため、男性からお返しをする日として、ホワイトデーが設定されたのです。

お返しの贈りものとしてはお菓子が定番ではありますが、お菓子に花を添えたり、もしくは花そのものを贈り物にするのも特別な印象となり、おすすめです。この記事では、ホワイトデーにおすすめの花のプレゼントについてご紹介します。

花は気持ちを伝える贈り物

3月のこの時期は、ちょうど春の花が出回り始める時期でもあります。花屋の店頭には色彩鮮やでやわらかな色合いの春の花々が並んでいますね。

春の花は軽やかで明るい印象のものが多く、この時期の旅立ちや門出に向けたプレゼントとして贈るのにふさわしい雰囲気を持っています。ホワイトデーに気持ちを伝えるために贈るにも、とてもふさわしく、素敵な贈り物になるでしょう。

花は形として長く残るものではありません。だからこそ、プレゼントを贈るその瞬間の気持ちを印象的に伝えてくれる、そんな強い力があるのかもしれません。花の色や香り、花びらの質感や形などから、贈る人の気持ちを五感を通して感じ取ることができるのです。

ホワイトデーの花選びのポイント

ホワイトデーに花を選ぶときには、ポイントがいくつかあります。まずは春らしさを意識して、贈る花を選んでみるのがおすすめです。重厚すぎない軽やかさを感じさせる印象の花は、この時期の雰囲気にぴったりです。

そしてその上で、贈る相手の雰囲気や好みに合った花を選んでみましょう。ここからはホワイトデーに贈る花としておすすめの春の花をご紹介していきます。

チューリップ

春の花として、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、チューリップではないでしょうか。すっと延びた茎の先にやわらかな丸みのある花を咲かせるチューリップ。シンプルな姿ではありながら、明るく愛らしい存在感のある花です。花色のバリエーションも豊富で、組み合わせによって雰囲気を大きく変えられるのも魅力です。数本をさりげなく束ねるだけでも春らしさあふれるブーケになります。

 

スイートピー

ひらひらと波打つようなやわらかな花びらのスイートピーは、チューリップと同様に春らしい軽やかさを持つ花として、ホワイトデーの贈りものにぴったりです。

淡いピンクやラベンダー、クリーム色など、優しい色合いのものが多く、他の花と組み合わせてもそっと寄り添って調和してくれる花です。また、ほのかに甘い香りがあるので、部屋に飾るだけで空間を春の空気に一変させてくれます。

ラナンキュラス

特別な思いを伝えたい場合には、やわらかなだけでなく華やかで少し強い印象を残す花を選ぶのもおすすめです。ラナンキュラスはそんな思いを叶えてくれるでしょう。幾重にも重なった花びらが特徴で、花が開くにつれてふんわりと大きく広がります。

ピンクやアプリコットなど、上品でありながら目をひく華やかな色合いの花が多く、ホワイトデーに特別な思いを伝えたいときの花として人気があります。

バラ

バラの花は、どんな場面にも特別な印象を与えてくれる存在です。ホワイトデーに贈る花としても、より特別な存在感で気持ちを伝えてくれます。この時期に贈るなら、濃い赤のバラもいいですが、アイボリーや淡いピンクのバラを選ぶと、春の光に似合う優しい印象になります。

ブーケにしても素敵ですが、一輪でも十分な存在感があるので、さりげなく気持ちを伝えるプレゼントとしても力を発揮してくれます。

ガーベラ

明るく親しみやすい雰囲気の花として、どんな年代の人からも人気があるのがガーベラです。放射状に広がる花びらは、見る人に元気を与えてくれます。色彩も豊富で、ピンクやオレンジ、コーラルなど温かみのある色はホワイトデーの贈り物にもよく似合います。バラが重厚感のある存在感を持つ花とすれば、ガーベラはカジュアルでありながら同じくらいの強い印象と存在感のある花です。

ミモザ

春の象徴として忘れてはならないのがミモザです。ふわふわとした小さな黄色い花が枝いっぱいに咲くミモザは、近年特に人気のある花です。見ているだけで空間を明るくしてくれるような存在で、3月になると花屋の店頭にもたくさん並んで春の訪れを感じさせてくれます。イタリアでは古くから、この時期にミモザを女性に贈るという習慣があり、3月8日はミモザの日としても知られています。

アネモネ

少し個性的な花を贈って印象を残したい場合にはアネモネも魅力的です。

アネモネの花は花びらの中心部と外側の色のコントラストがはっきりとしていて、シャープでモダンな印象のある花です。白や赤、紫などどちらかと言えばはっきりとした色合いの花が多く、数本束ねるだけでも洗練したモダンな印象の花束になります。

まとめ

花を贈るというと、特別な時や大きな花束をイメージする方も多いかもしれません。しかし必ずしも大きくて豪華な花束を贈る必要はありません。小さなブーケであってもそこに気持ちが込められていることで、贈る人の心が伝わる温かい贈りものになります。

ホワイトデーは日本で生まれた「気持ちを返す日」です。言葉だけで気持ちを伝えるのは照れ臭くても、プレゼントとしてお花を贈りそれと一緒に伝えるなら、少しだけ思いを伝えやすくなるかもしれません。

相手への距離感や関係性、シチュエーションなども考えながら、大切な人へホワイトデーの贈り物としてお菓子と一緒に花を贈ってみませんか。