5月病予防に効く緑、グリーンの色彩心理

若葉が風にそよぐ、さわやかな季節になりました。入学や入社、新学期の時期が過ぎ、そろそろ緊張がほぐれてくる頃なのに、「今までラクに出来ていたことができない」「大好きだった趣味に興味が持てなくなった」「常に漠然とした不安があり、落ち着かない」…そんな気持ちになっていませんか?これらの症状が出てきたら5月病のサインです。

 

5月病とそのSOSサイン

5月病とは医学用語ではなく俗名ですが、5月の大型連休の後に、「学校や会社に行きたくない」「なんとなく体調が悪い」「仕事や学業に集中できない」などの症状を総称して「5月病」と呼ばれます。

 

具体的な症状をあげると、精神面では

・何もやる気が出ない

・根気がなくなり何をしても続かない

・何をするにも億劫

・物事を悲観的に考えてしまう

・将来の目標を見失う

・不登校や、出勤拒否

 

身体面では

・風邪症状

・食欲不振、下痢、吐き気、腹痛などの消化器症状

・睡眠障害、頭痛、めまい、動悸などの自律神経症状

 

また、行動面ではお酒やタバコの量が増えたり、過食に走ることがあります。

 

5月病は誰でもかかる可能性があります。なかでも、受験や就職などの大きな目標を達成したことで燃え尽き症候群(バーンアウト)のような状態に陥っている人や、周りにうまくなじめないという人は、ストレスを溜め込みやすいので注意が必要です。

 

特にまじめで几帳面、嫌と言えずに物事を引き受けてしまうタイプの人は5月病が多いと言われています。「完璧でなくとも、出来る範囲でできればOK!」と気持ちを楽に持つことも大切ですね。

 

緑、グリーンの心理効果を取り入れたストレス解消法

新生活で慣れないことが続き、ストレスが溜まるのは仕方のないことです。「ストレスはある程度あるもの」と認識した上で、上手に付き合っていく方法を考えていきましょう。ストレスを溜め込まないようにするためには、「リラックスすること」が最も重要です!

 

今回は、緑色の色彩心理を利用してストレスを軽減する方法をご紹介します。

 

・大自然の中で思いきりリフレッシュする

公園や庭園を散歩したり、森林浴を楽しむことで、リラックス効果が得られます。

 

・グリーンの植物を部屋に飾る

観葉植物は室内の空気を浄化し、心地よい雰囲気を作り出してくれます。デスク周りや、リビングルームなど目につくところに置いてみてください。

 

・ガーデニングにチャレンジ

ガーデニングや家庭菜園で緑に触れると、より一層グリーンの効果を感じることができます。自分で植物を育てることで、成長の喜びや生命の誕生も身近に感じられますよ。

 

・緑の色彩を取り入れたアートを楽しむ

緑色の画材を使った絵画を描いたり、グリーンの色合いが豊かな自然風景の写真を撮ったり飾ったりすることで、リラックス効果が得られます。

 

いかがでしたか?SOSサインに気が付いたら、早めの対処が重要です。もし、不安や焦燥感、うつ状態などが強い時や長く続く時は、専門機関を受診しましょう。

 

色彩について、ご自身について、もっと深く知りたい方は、色彩グラスセラピスト養成講座の無料体験レッスンを実施しています!無料体験レッスンでは、実際に色彩グラスセラピーに触れながらセラピーを体験していただけます☆

 
お問合せはこちら⇒ 受講のお申込みフォーム | 花と心の学校&ハートステップ・カレッジ (heart-c.co.jp)