「夏バテで食欲がない時、食卓にカラーセラピーを取り入れる」

「夏バテで食欲がない時、食卓にカラーセラピーを取り入れる」

毎日うだるような猛暑ですね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?暑い日が毎日のように続くと、身体に疲労が蓄積し、食欲が低下してしまいますよね。夏バテで食欲が低下するのには、いくつか理由があります。

1.夏の暑さで食欲不振に陥ってしまう理由

・高温多湿の気候
暑い季節に気温と湿度が上昇すると、体は体温を下げようとします。しかし、食事を摂ると消化のプロセスで熱産生を生み、体温が上がります。 暑い環境では、体は体温を低く保つために食べる事をを抑制させるのです。その結果、食欲が低下することがあります。

・汗による水分・栄養の喪失
暑い日には汗をかきやすくなります。これによって体内から水分や電解質が失われ、脱水症状が起こることがあります。また、汗には栄養分も含まれているため、これらの不足も食欲低下の原因となりえます。

・食欲を湧き起こす物質の分泌不足
暑い季節には、ホルモンや神経伝達物質の分泌が変化することがあります。これにより、食欲を湧き起こす物質の分泌が減少し、食欲が低下することがあります。

以上のような理由が組み合わさり、夏バテによる食欲不振が起こるのです。しかし、食べないでいる状態が続くと、益々体力が低下し、悪循環に陥ってしまいます。

そこで食欲不振の解消に、少し角度を変えて色彩の力を取り入れてみませんか!食卓に上手くカラーセラピーを取り入れることで、無理なく食欲を取り戻す方法がありますよ。

2.カラーセラピーの心理効果で食欲不振を克服

夏バテで食欲が湧かない時、カラーセラピーを上手く取り入れることで、視覚から食欲を刺激したり、リラックスさせたりすることができます!

①食材の色彩の活用


・赤:トマト、赤パプリカ、イチゴなど、赤の色彩は食欲を刺激する効果があります。

・黄・オレンジ:レモン、黄パプリカ、カボチャ、オレンジなど、黄やオレンジの色彩はエネルギーを感じさせ、元気を与えてくれます。

・緑:キュウリ、レタス、アボカド、ほうれん草など、リラックスやリフレッシュ効果を与えてくれます。

②料理の見た目の工夫
・色とりどりの野菜を使ったサラダや、鮮やかなフルーツの盛り合わせなど、見た目の美しさは食欲を誘発する効果があります。

・食欲を増進するのはオレンジ、赤、黄などの暖色です。そこにワンポイントで青や緑を加えれば、涼やかさを演出することができます。例えば、チキンとオレンジ、トマトの入ったグリーンサラダを組み合わせれば、食欲をそそる色鮮やかなプレートの完成です。

・盛り付けにも工夫できます。たくさん食べてほしいからと大皿に大盛りにすると、食欲不振の時はかえって逆効果。彩り豊かな豆皿に少しずつ食材を分けて入れることで、ウキウキした見た目、「これくらいの分量なら食べられそう♪」という気持ちになって、箸が進みますよ。

③食器やテーブルクロスの色彩を工夫する


・オレンジ色の食器:オレンジの色彩は、食欲を増進させます。

・緑や青のテーブルクロス:緑や青系の色彩はリラックス効果があるので、落ち着いた雰囲気の食卓を演出できます。

例えば、水色のテーブルマットの上にオレンジのお皿をおき、サラダを盛り付けてみてはいかがでしょう。ガラスの器も涼やかさを感じられて良いですね!

まとめ

いかがですか?何も一度にたくさんのお料理をする必要はありません。プチトマトときゅうりのサラダを黄色の豆皿に盛ってみる。ツナとカイワレのサラダをオレンジの豆皿に、豚肉の生姜炒めを中くらいの白いお皿に…など、出来そうなものを無理のない範囲で取り入れてみてください。そうすることで、暑い夏でも食卓を楽しく演出できます。

カラーセラピーの視覚的な心理効果を利用して、食欲を少しずつ取り戻し、夏の暑さを乗り切りましょうね!

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