寒い日にも一足早く春を感じる花との暮らし
寒さが厳しい冬の時期、ピンと張り詰めた冷たい空気の中では外出も億劫になってしまいますね。春の訪れが待ち遠しいという方も多いのではないでしょうか。そんな冷たい空気に包まれる日に、暖かな日差しが感じられるとホッとしますよね。
春を感じられる花を室内に取り入れれば、一足早く春の訪れを感じられ、心や生活に彩りが加わって前向きな明るい気持ちになれますよ。花を取り入れた暮らしで、一足早く春の温かな気持ちで寒さを乗り越えてみませんか。
このコラムでは花のある暮らしの魅力や、手軽に暮らしに取り入れるヒントをご紹介します。
花のある暮らしの魅力
暮らしに花を取り入れると、実は私たちの心身にポジティブな影響を与えてくれます。玄関やリビング、キッチンなど、日々の生活で目に入りやすい場所に花を飾ると、まずは視覚的な効果として、その空間が明るくなりますよね。それだけで癒し効果が得られます。また、花の香りには気持ちをリフレッシュさせリラックス効果もあるため、ストレス解消にもつながります。
寒い時期や天候の悪い日には、室内にいても気分が暗くなってしまうこともありますが、花の咲く様子を眺めるだけで、季節の移ろいも感じられ気持ちが明るくなりますよ。
春を感じられる花
冬の間に楽しめる花は意外と多くありますが、特に春を感じさせる彩りや香りのある花を選ぶと、私たちの心により明るい気分をもたらしてくれます。スイトピーやラナンキュラス、水仙やストックといった色合いが明るく、そして可愛らしい姿のお花はおすすめです。切り花で花瓶に生けてもよいですし、アレンジメントとして飾ることもできます。
また、ヒヤシンスやチューリップなどの球根植物は、水栽培をすることで花が咲く過程を楽しむこともできるため、切り花とは一味違った楽しみ方ができます。
好きな香りの花を選ぶのもおすすめです。香りは私たちの心に直接働きかける力を持っているため、室内に花を飾ることで優しい香りが春の訪れを感じさせてくれます。
日常に取り入れるヒント
花を日常に取り入れることを難しく感じられる方もいるかもしれません。でも実は、花のある暮らしを実践するのはとても簡単で、どんな方も簡単に楽しむことができます。
まずは手軽に購入できる切り花を一輪、花瓶に飾る事から始めてみませんか。それだけで部屋の空気がパッと華やかになります。アレンジメントであれば、さらに空間が華やかになり、そして手入れもより簡単になります。
小さな鉢植えを飾るのもおすすめです。プリムラやカランコエなどの手軽に育てられる花を選べば、水やり以外には特別な手入れをする必要はないものの、日々の暮らしに彩りを加えてくれます。
特におすすめしたいのが球根植物の水栽培です。透明なガラス容器に球根を置いて、水を少しだけ注いでおくと数週間後には芽が出て花が咲きます。ヒヤシンスやクロッカスは初心者の方でも簡単に始められますよ。チューリップや水仙、ムスカリなどにチャレンジしてみるのもおすすめです。花だけでなく、成長の過程まで楽しめるため、植物を育てる達成感や自然とのふれあいをより強く感じられます。
まとめ
寒い冬の日々にも暮らしの中に花を取り入れることで、一足早く春の到来を感じることができます。花の香りや彩りが加わることで、生活がより豊かで明るいものになるでしょう。季節を少し先取りして春を感じることで、寒さの中で縮こまりがちな心も体も穏やかになり、温かく前向きな気持ちを取り戻すことができます。
春の気分が感じられる花を生活に取り入れて、花との暮らしを楽しんでみてはいかがですか。