区切りをつける
2018年がもうすぐ終わります。
あなたにとってどんな1年でしたか?
うまくいった人も、思ったようにはいかなかった人も、
不思議なもので新年を迎えると気分が一新して、またあらたな希望に満ちてくるので不思議です。
つくづくと「区切りをつける」ことの効用を感じます。
新年、新学期、節句、衣替えなど、様々な区切りをつくって「気持ちを入れ替える」
「これまでを振り返りつつ未来を見据える」という先人たちの暮らしの知恵に脱帽です。
「区切り」は公に決められたことだけではなくて、自分なりの「区切り」もあります。
願ってもかなわなかった夢について、「ここまでやったのだからよしとしよう」と
次のステップへと切り替えることは決して悪いことではありません。
いつまでも古い夢に<執着>していると、大切な幸せをつかみ損ねてしまいます。
いま目の前にあるチャンスを逃してしまいます。
片思いの相手が振り向いてくれるまで待つ。
相手にときめき、幸せになってほしいと思えるうちはけなげな恋です。切なくても夢見る心持でしょう。
もし、振り向いてくれない相手に腹が立つとか、不幸を願ってしまうようなら、それは<執着>です。
<執着>は、私たちを醜くします。幸せへとはつながらない道です。
あなたにもかなわなかった古い夢があるかもしれません。
新しい年に向かって区切りをつけて、新しい夢に向かっていきましょう。希望へとつながります。