鳥居の赤が意味するもの、色彩心理の赤が意味するもの
鳥居の赤がもつ意味
普段はあまり神社に行く機会がない方も、お正月の初詣には行くという方は多くいらっしゃると思います。自分の住んでいる土地の神様(氏神さま)へ参拝される方、また、有名な神社に行かれる方もいらっしゃるかもしれません。そこでひと際目を引くのが、真っ赤な鳥居ですよね!今回は、そんな神社の象徴でもある鳥居の赤がもつ意味に迫ります!
⑴エネルギーやパワーの象徴
鳥居は神社や寺院の入り口として、参拝者を神聖な場所に導く役割を果たしています。赤い色彩は人々の注意を引き、その場所が特別な場所であることを強調する役割を果たしています。
⑵縁起担ぎ
赤は縁起の良い色彩とされており、豊かさや幸運を象徴する色彩でもあります。
⑶魔除けや厄除けの効果
古来から赤は邪気や災いを払う力があると考えられており、鳥居の赤い色は悪いエネルギーや霊的な脅威から人々を守る役割も持っています。
⑷日本の伝統美
日本の伝統的な建築や装飾には赤がよく使われる事からも分かるように、鳥居の赤は日本の伝統や文化にも関連しています。赤は日本の文化や宗教の象徴であり、その色彩から日本の風景や風習を感じることができます。
赤は日本人が古来から大切にしてきた色彩だということが良く分かりますね。また、海外向けのガイドブックでも鳥居の写真が使われる事が多く、海外から見ても赤という色は日本のイメージカラーとして捉えられている事がわかります。
色彩心理の赤がもつ意味
色彩心理からみた赤の意味も様々なものがあります。
⑴情熱・エネルギー
赤は活気や興奮を表現し、勇気や情熱、活動性や意欲を高める効果があるとされています。
⑵怒り・葛藤
刺激の強さから興奮や怒りを表すことがあります。一方で、エネルギーは抑え込みすぎると爆発し他者へ攻撃的になることもあるため注意が必要です。
色彩心理の赤の意味は、鳥居の赤とはまた違って面白いですよね!
生活の中における赤の活用方法
このように様々な意味をもつ赤ですが、その特徴を活かして様々な活用がされています。
・デザインや装飾に活かす
赤はパワフルでエネルギッシュな印象を与える事から、ひときわ目を引く色ですよね。ポスターやロゴ、ウェブページで強調したい文章など、目立たせたい要素に赤を使うことで注意を引くことができます。飲食店の看板に赤が多いのもうなずけますね。
・情熱やエネルギーを表現する
赤は情熱や愛情、エネルギーを象徴する色です。手紙やカードでハートマークに赤いインクを使うだけで、黒でよりも気持ちが伝わるような気がしませんか。バレンタインやクリスマスなどのメッセージカードで赤いハートに想いを託せば、きっとお相手にも伝わるでしょう♡
・警告や注意を促す
赤は危険を知らせたり注意喚起のための色としても利用されます。道路標識や安全装置、取扱説明書など注意を促す必要がある場所で赤を使うと、人の警戒心を高めることができます。標識では「止まれ」「通行禁止」「通行止め」など、最も重要とされるものに赤が使用されていますね。
・スポーツや競技において活用する
赤は力強さと競争心を象徴する色とされています。スポーツチームのユニフォームやスポーツ用品に赤を組み合わせることで、選手の活気や闘志を引き出す効果が期待できます。大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス時代のユニフォームは赤でしたね!
また、スペインの国技である闘牛には赤いマントが使われますが、これは牛ではなく観客である人間を興奮させるためだともいわれています。
今回ご紹介した赤に限らず、色彩は文化や状況、個人的体験でそれぞれ異なる意味を持ちます。日常的に赤を取り入れたいという方は、赤い洋服や小物、アクセサリーなどを身に着けたり、お部屋に赤いお花や装飾品を飾るだけでも効果がありますよ!赤い色彩を上手く利用して、毎日をハッピーに過ごしましょう。
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