フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)で健康長寿
健康長寿にもたらすフラワー心理セラピー(フラワーセラピー)の効果
「人生100年」が目前となり現実味を帯びてきています。同時に、健康で長生きすることへの課題、期待も大きくなってきています。健康長寿のためには、心も身体も健康であることが大切です。フラワー心理セラピーは、生花のアレンジメントでお花にふれ、また、特に高齢の方々にとっても、人と人との触れ合いによって様々な効果が得られるという特徴があります。(→詳しくはコラム「フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)と高齢者」ご参照)。ここでは、フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)が健康長寿にもたらす効果についてご紹介します。
フラワー心理セラピーが健康長寿に役立つ理由
健康長寿に期待できる効果
フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)が心身を整えるだけでなく、健康長寿という側面からも昨今とても注目されているのは、高齢の方々にとって以下の効果が期待できるからです。
・認知機能の向上
・運動機能の向上
・生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)の向上 など
フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)の「花の心理効果」による癒しを味わえるのはもちろん、共に語らう友人知人との会話、人とのふれあいによる心の健康にも奏功することが期待できます。つまり、これから迎える長寿社会において、フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)は「健康で生き生き長生き」という、健康長寿にも役立つと言えます。実際に高齢の方々を対象として実施したワークショップにても、有効な結果が得られています。
健康長寿を目的としたワークショップでの実証
フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)のワークショップでは、ご参加者様自らがお花を選び、あるがままの気持ちで自由にアレンジメントを作成していきます。そうすることによって、お花の癒しや、心地よさを味わう体験をします。高齢の方々を対象としたワークショップを通じて行った研究によって、一連の動きによる効果がより明確化してきました。
具体的には、以下のようなことが挙げられます。
・花選びによる「認知機能改善」
・手先を使うことでの「運動機能向上」
・自由表現による「自己解放感」
・贈る相手を思いながらの花贈りによって「自己存在感の確認」
・ワクワク楽しむことで「やる気、モチベーションの向上」
・自らが作ったという「達成感、自己肯定感」
等です。
フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)のワークショップ後に行ったアンケートでも、「楽しかった」
「外にでるきっかけができた」
「お花に飾れると気持ちがいい」
「孫にあげるのが楽しみ」
といった感想が上がります。ワークショップで参加している人たちは、お互いにおしゃべりしながら楽しみます。会話をすることで、脳の活性化、認知機能の改善にも奏功します。この結果は、一人暮らしの方でも、施設で暮らしている方でも、感じ得る効果に大きな差はないということも明らかになりました。フラワー心理セラピーの一定の効果は得られると言えます。
フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)でホルモンも活性化
フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)では、アレンジメントを作成後、お互いに「褒め合う」ということをします。褒め合うことでプラスのストロークを得ることができ、幸せホルモンが活性化してきます。幸せホルモンが活性化することで、表情も豊かになり、自己肯定感も向上し、人と人との触れ合いが楽しくなる。そして自らもワクワクと楽しみが増え、やる気が出る、という好循環が生まれるといえます。
健康長寿に役立つフラワー心理セラピー(フラワーセラピー)
このように、楽しみながら、また癒されながら、意識せずも身体的機能向上に役立つフラワー心理セラピー(フラワーセラピー)は、まさに健康長寿にも有効と言えます。
社会福祉活動の一環として、高齢者施設等におけるワークショップとして、など健康長寿への取り組みの一つとして活用されてはいかがでしょうか。お気軽にお声がけ、ご相談ください。
監修・芙和せら(フラワーセラピー創始者)