心を表現する色彩~カラーセラピー~


顕在意識と潜在意識・無意識

 私たちの意識には、2つの種類があるのをご存知ですか?1つは普段自分が認識している顕在意識(表層意識)。もう1つは、自分ではコントロールできない潜在意識・無意識です。

この2つの意識は、よく海に漂う氷山に例えられます。氷山の海面上に出ている部分は全体のほんの一部ですよね。この海上に露出している、意識全体のほんの一部分(全体のたった10%)が顕在意識とよばれるものなのです。

私たちは全ての行動を自ら意図しているように思いますが、コントロールできるのは実はたった1割なのですから驚きです!では、いったい何が私たちの思考や行動をコントロールしているのでしょうか?それは、残り90%を占める潜在意識・無意識です。

潜在意識・無意識が私たちに与える影響

 潜在意識・無意識は私たちが意識していなくても、私たちの思考や行動にあらゆる影響を及ぼします。そのような例をいくつか見てみましょう。

⑴ 経験やトラウマ

過去の経験やトラウマは潜在意識に深く刻み込まれています。これらの経験は私たちの行動や意識的な意思決定に影響を与えるだけでなく、無意識のレベルでも大きな影響を及ぼすことがあります。

例えば、過去に何かで失敗した経験によって潜在意識的に自信を失ってしまい、同じような場面や状況に直面した際に不安を感じる事があります。

⑵ 信念や価値観

私たちは様々な信念や価値観を抱えて生きています。これらの信念や価値観は、気付かないうちに潜在意識・無意識に擦り込まれ、私たちの行動や判断に影響を与えます。

例えば、この世界は安全で安心できるとなんとなく感じている人は、リラックスした状態で生きていくことができます。逆にこの世界は危険に満ち溢れていると感じている人はいつも緊張して生きづらさを感じるでしょう。

⑶バイアスやステレオタイプ

潜在意識・無意識は偏見や先入観、固定観念を形成することもあり、これは気づかないうちに私たちの判断や行動に影響を与えることがあります。

例えば、あるグループに対して偏見があるとき、採点競技ではその判定や判断に、偏りが生じる可能性もあります。

以上が、潜在意識・無意識が私たちの行動や考え方に影響を与える実例の一部です。潜在意識・無意識は私たちの決断、延いては人生に大きな影響を与えるため、その仕組みを理解することはとても重要ですね。

潜在意識・無意識を表現するカラーセラピー

 普段は認識することの出来ない潜在意識ですが、カラーセラピーなどを始めとする芸術療法を用いると自分の潜在意識・無意識を知ることができます!

「色彩グラスセラピー」も芸術療法の一つで、直感(潜在意識・無意識)をたくさん使います。色とりどりのグラスキューの中から色を選ぶ時や、グラストレイに置く場所を決める時、思考(顕在意識)のフィルターを通さず選ぶため、普段意識できない自分の「無意識」を知ることができるのです。

実際カウンセリング中にセラピストと話す中で、「なんとなく今日はこの色が気になって…」「気付いたらこの色を選んでいました…」と話してくださる方も、数多くいらっしゃいます。それは、普段は表に出てこない本心や、潜在意識に隠された本音が色彩グラスを介して表現されるからです。

人は、知らず知らずのうちに自分で自分に嘘をついていることが多くあります。潜在意識・無意識の中に埋もれている自分の本当の気持ちを知り、その想いを理解することで自分の人生がより生きやすくなります!そして、あなたの夢も実現しやすくなります。

ぜひ、本当の自分の気持ちと向き合って、あなたらしい人生を歩んでいきませんか?私たちはいつもあなたを応援しています!答えはいつもあなたの中にありますよ。

色彩について、ご自身について、もっと深く知りたい方は、色彩グラスセラピスト養成講座の無料体験レッスンを実施しています!

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