カラーセラピーで潜在意識をひもとく 〈 好きな色彩でなぜ心理が分かるか 〉
みなさんは、自分のテーマカラーとなっているような色彩や、特別に好きな色彩、最近特に気になる色彩はありますか?その時々で、好きな色彩や気になる色彩が変わるのは、とても興味深いですね。そこには、色彩と深層心理の深い関係性があるのです!
「なんとなく、同じ色彩ばかりが目に付く。」
「気付けば、なぜか同じ色彩ばかり手に取っている。」
または、「最近好きな色彩が変わった…。」
そんな経験はありませんか?
気になる色彩は、あなたの深層心理からのメッセージなのです。色彩が、普段の生活の中では気付いていない、あなたの「本当の気持ち」に気付くヒントを与えてくれているのです!
色彩は単に色を示しているだけではなく、そこには、様々な意味合いがあります。
1.色彩が意味するもの
・象徴としての意味
・文化における意味
・個人的体験がもたらす意味
色彩は視覚的特徴を超えた意味を持ち、イメージ、環境や文化、体験や記憶とつながっています。
そして、人はそれぞれの色彩に自分にとっての象徴的で特別な「意味」を持つようになるのです。
例えば、赤を好む人と青を好む人では、タイプや重視するもの、求めることなどが異なってきます。一方で、色の好みは文化や個人の経験にも大きく影響されます。日本では白が純粋さを表しますが、他の文化では異なる意味を持つこともあります。
また、気分や状況によっても好む色は変わります。ストレスを感じているときと、元気が欲しいときで、同じ色を選ぶ事はあまり考えづらいのではないでしょうか。
色彩の好みは複雑な要因の組み合わせです。それを利用することで、自己や他者をより深く知る手がかりになります。
ある特定の色彩に惹かれている時、その色彩が意味していることは、「自分の心理状態をそのまま代弁してくれている」こともあれば、「その要素が不足していて求めている」という場合もあります。
次にご紹介するのは、一般的な色彩心理の具体例です。ここで大切なことは、「答えはあなたの中にある」ということ。「あなたの感じ方」を大切に、色彩からのメッセージを楽しんでみてくださいね。
2.好きな色彩とその一般的な意味
・赤:情熱、エネルギー、興奮、怒り、葛藤
赤は鮮烈な色彩であり、注意を引くと同時にエネルギーを感じさせます。
赤が好きな人は、情熱的で行動的な傾向があります。
・青:信頼、冷静、安定、思考、合理性
青は鎮静化させる効果があり、信頼感や安心感をもたらします。
青が好きな人は、冷静で落ち着きがあり、合理的な考えの人が多いです。
・黄色:幸せ、楽観、創造、好奇心、甘えたい
黄色は、明るく楽しい色彩で、希望や創造性を引き出します。
黄色が好きな人は、楽観的でクリエイティブな思考を持つことが多いです。
・緑:調和、安らぎ、成長、平和主義
緑は自然を連想させる色彩で、リラックス効果があり、成長や調和を意味します。
緑が好きな人は、穏やかで、平和主義、周りとの調和を大切にする傾向があります。
・紫:神秘、想像力、自己主張、高貴
紫は高貴や神秘性を表す色彩であり、創造性やスピリチュアリティーとも関連が深い色です。
紫が好きな人は、直感的で深い思索をする傾向があります。
・オレンジ:活力、社交性、陽気、コミュニケーション
アレンジは温かさとエネルギーを感じさせ、社交性や行動力を引き出します。
オレンジが好きな人は、積極的で明るい性格であることが多いです。
・黒:威厳、神秘、洗練
黒は力強さや神秘性を持ち、時には威厳や高級感を表します。
黒が好きな人は、洗練され、強い意志を持っていることが多いです。
・白:純粋、シンプル、無垢、転機、リスタート
白は清潔感や純粋さを象徴し、新しいスタートを意味することがあります。
白が好きな人は、純粋でシンプルな美しさを好む傾向があります。
まとめ
いかがでしたか?色の意味合いにピンとくるキーワードはありましたか?代表的な意味合いをご紹介いたしましたが、色彩心理学は、「何色だからどんな心理」と断定しきれるものではありません。同じ色彩でも、人により様々な心理状態を意味しているからです。
色彩グラスセラピーでは、その色彩心理と箱庭療法、ユング心理学を掛け合わせた技法で、あなたの心の風景を一緒に読み解きます。
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