2024年スタートにおすすめの色彩
1.お正月にまつわる風水と色彩の関係
クリスマスが終わればすぐに年越し、そしてお正月を迎えますね。新年を迎える準備は出来ていますか？
新しい一年を迎えるためにお家を大掃除をしたり、お部屋の模様替えをしたりしますよね。家や部屋といえば、風水が有名です。
風水は古代中国の思想で、環境や空間の流れを整えることで運気を良くし、幸運を引き寄せるという環境学の一つです。風水の中でも色彩はエネルギーや気の流れに影響を与えると考えられ、それぞれの色彩は特定の意味や効果があるとされています。国や時代を越えて色彩の思想観念があるのはとても興味深いですね。
特に新年の運気をあげる風水カラーにはこんなものがあります！
・紅色（こうしょく）
幸運や富を象徴するカラーです。
今年一年の幸運や繁栄を招くため、お正月には赤いものを身に着けたり、赤い装飾品や提灯などを飾る習慣があります。
・金色（きんしょく）
富や繁栄を象徴するカラーです。
金貨や金の装飾品も良いといわれています。お正月に金色のアクセサリーや、金色の飾りを置くことで、豊かさや成功を引き寄せます。
・白色（はくしょく）
清潔さや純粋さを表します。
お正月に白い花や白色の装飾品を使用することで、新年を清々しい気持ちで迎えられます。
・黄色（きいろ）
明るさや活力を表します。
お正月に黄色の果実を飾ったり、黄色い服を着たりすると、元気や活力を呼び込む効果があると信じられています。
中国のお正月と言えば２月の旧正月「春節」です。赤い提灯や赤い垂れ幕など、町中が赤で彩られる光景がとても印象的ですね。中国では「赤」はおめでたい色彩、ラッキーカラーとして使われるため、家電製品も赤がとても人気なのだそうです！
2.十二支と色彩の秘密
2024年の干支は辰ですね。十二支の動物は年賀状や神社の絵馬にも描かれますが、本来の十二支は時間と方位を表していました。社会において暦、時間を共通認識として浸透させるために、其々に十二支の動物を充てて分かりやすくしたと推測されています。
一方、色には三原色と言われる「青・赤 ・黄」と、 色が全て混ざった黒、 そして色が全くない白を合わせた五原色があります。そこで、方位や時間（ここでは季節）に十二支を当てはめ、そして方位学に五原色を合わせるとこのように示されます。
・春（寅 ・卯・ 辰）は東で青
・夏（巳・午 ・ 未）は南で赤
・秋（申・酉・戌）は西で白
・冬（亥・子・丑）は北で黒
そして十二支盤の中央は黄となります。
中央の黄色は中国では皇帝しか使うことが出来なかった色だそうです。
北京の紫禁城の屋根瓦が黄色になっているのも、皇帝の宮殿だからなのですね。
3.色彩心理からみるお正月におすすめの色彩
色彩心理からみたお正月におすすめの色彩についてご紹介します。
・黄色：明るい兆し、好奇心
黄色はいいことが起こる兆しや、希望の光をイメージさせてくれます。もし暗闇を歩いていたとしても、一筋の光が見えてさえいれば足取りは軽いはずです！
また、黄色は子どものような好奇心を表します。子どものころに抱いた純粋なワクワク感を覚えていますか？「きっと、なんだって出来る！」という気持ちにさせてくれます。
黄色を味方につければ、希望を持ってワクワクした気持ちで新年を迎えられそうですね。
・白：リセット、新しく始める
白色は「白紙に戻す」の意味通り、今までやってきたことを一度リセットし、心機一転イチからやり直すイメージがあります。
今まで積み上げてきたことをリセットするのは勇気がいることですが、例えば丈夫な家を建てるには、しっかりとした地盤と基礎が不可欠ですよね。「地盤もぬかるんでいるし基礎が不安定だけれど、更地に戻して何も無くなるのは大変だから、だましだましこのまま建ててしまおう」としても、いつかまた崩れが生じます。一方、基礎からやり直し、丈夫な地盤の上に建てた家は大きな揺れにもびくともしません！
積み上げたものを白紙に戻すのは勇気がいるものですが、白を味方につければ、新しく歩み出す勇気が出るかもしれませんね。きっと物事がこれまでより良い方向へ回りはじめます。
新年はお家の大掃除だけでなく、人間関係やお仕事、家事、育児など、あなたの身の回りのすべての物事を見直す絶好のチャンスです。継続するもの、一旦お休みするもの、やめるもの、新しく始めるものを整理することで、スッキリとした気持ちで新年を迎えませんか。
2024年のスタートは黄色と白を組み合わせて、明るくハッピーな年を迎えましょう♪
私たちはいつもあなたを応援しています！
答えはいつもあなたの中にありますよ。
色彩について、ご自身についてもっと深く知りたい方は、色彩グラスセラピスト養成講座の無料体験レッスンを実施しています！
無料体験では、実際に色彩グラスセラピーを体験し、触れていただけます☆
