花の心理効果 バラ
バラの心理効果をご紹介します
花には「色彩」「香り」「花姿」の3つの側面から得られる花の心理効果があり、日々の生活に役立てることを提案しているのがフラワー心理セラピー(フラワーセラピー)です。例えば、花姿の美しさから好きな花に挙げられることが多い「バラ」にも心理効果があります。バラの香りには、緊張を緩和してくれたり、ホルモンバランスを整えてくれたりする効果があると言われています。それは、バラの香りに含まれる香りの成分と関係しています。また、バラは「陽」の気をもっているので、人を元気にさせてくれます。もっと詳しくみていくと、同じバラでも、色によって私たちの心や身体に与える心理効果は異なります。
ここではバラの花の心理効果を色別にまとめてみました
色別のバラの心理効果
赤、ピンク、黄色・・・バラには様々な色があります。
では、それぞれ色の違いによって得られる心理効果はどんなものがあるでしょうか。代表的な色別にご紹介します。
・赤いバラ
赤は情熱、行動力を表す色として知られています。赤いバラは、その情熱を元に自己主張を促してくれる花の心理効果があります。「プレゼンで自分の存在感を示したい」「リーダーに抜擢された!みんなを引っ張りたい」そうしたアピール力を支えてくれます。
・ピンクのバラ
ピンクは優しさの色。淡いピンクはリラックスする色でもあります。ピンクのバラは神経の緊張を和らげ優しい心を取り戻してくれる効果があります。また、身体に対してもホルモンバランスを整えてくれるので生理不順、更年期障害を落ち着かせ、美肌効果も期待できます。
・オレンジのバラ
オレンジはコミュニケーションを促したり、胃腸を整えてくれる色。オレンジのバラは身体“気”
を補ってくれるので、気持ちが前向きになり社交性を上げてくれる花の心理効果があります。
いつの間にか元気になっている自分に気づくことでしょう。
・黄色のバラ
黄色は元気をくれたり、好奇心をくれる色。黄色のバラは落ち込んだ“気”を補い、情緒を安定させてくれる花の心理効果があります。「なんだか気が乗らないな」「元気がないな」と思ったら、飾ってみましょう。気持ちがシャキッとしてきますよ。
・白いバラ
白はストレス解消、新しいことへの挑戦を応援してくれる色。白いバラはストレスフルな日々に感じている不安や緊張を取り除いてくれる心理効果があります。柔らかなクリーム色のバラも見ているだけで緊張が取り除かれ、癒されていきます。
花姿や香りだけでなく、色によっても得ている心理効果が異なるので、その時の気分によってピンクのバラを手に取りたくなったり、あるいは、白のバラが気になったりするのです。
花の心理効果を得られるフラワー心理セラピー(フラワーセラピー)
華やかなアレンジメントもいいけれど、1輪さりげなく飾るだけでも、バラの心理効果を得ることができます。日々の暮らしにも役立ちますのでバラが人気のある花だという理由がよく分かりますね。
このように、フラワー心理セラピー(フラワーセラピー)は、「色彩」「香り」「花姿」の3つの側面から私たちに様々な花の心理効果をくれます。日々の生活に取り入れて楽しんでみてはいかがでしょうか。
監修・芙和せら(フラワーセラピー創始者)