「クリスマスの彩りの色彩心理」

1.クリスマスカラーは特別な色彩?!


12月に入り、すっかり街並みがクリスマスらしくなりましたね。
クリスマスにはお馴染みの色彩がありますが、あなたは何色をイメージしますか?

クリスマスでは主に「赤」「緑」「金」が多く使われていますよね。
これらの色彩は、それぞれ特定の感情やイメージを与えることが知られています。

「赤」

クリスマスの象徴的な色彩です。赤は情熱、エネルギーの象徴とされ、クリスマスの華やかさやぬくもりが感じられます。

「緑」

自然や成長、生命力をイメージさせる色彩です。クリスマスの装飾には、もみの木やワイルドベリーの葉などがよく使われます。緑色はクリスマスの冬という季節感を演出しつつ、春を待ち望む気持ちも表現しています。

「金」

豪華さや華やかさを感じさせる色彩です。クリスマスツリーのオーナメントやプレセントのラッピングによく使われ、クリスマスのお祝いムードをより一層高めています。

このように、それぞれの色彩のもつ効果が折り重なり、クリスマス特有のドキドキ感、ワクワク感と、胸高鳴る雰囲気が演出されています。

2.もっと知りたい!クリスマスカラーの歴史

クリスマスカラーはキリスト教の伝統や異教の祭りの影響を受けて広まったと考えられています。

「赤」

キリストの血を表しています。「イエスキリストの血潮が罪の贖いをもたらす」という教えから、人々の罪をすべて背負って十字架で流した血。赤はキリストの犠牲精神であり、その愛と寛大の象徴でもあるといわれています。そのため赤色がクリスマスの代表的な色彩となりました。

「緑」

古代の異教の祭りである冬至の伝統的な色です。
冬至は冬の始まりと生命の復活を祝う祭りで、緑色は生命力や成長、希望の象徴として使用されてきました。
これがクリスマスと結びつき、ツリーの装飾にも使われるようになりました。

「金」

祝福や豊かさ、栄光をイメージさせ、クリスマスの喜びや幸福感を表現しています。

クリスマスカラーとして使われている色彩には、長い歴史や宗教的な意味があるのですね。色彩の奥深さを感じます。

3.色彩を味方につけて、ハッピーな毎日を☆


今回ご紹介した「赤・緑・金」を意識して生活に取り込むことで、あなたも簡単にクリスマスの心理効果を感じることが出来ますよ。
大きなクリスマスのツリーでなくとも、小さなオブジェや赤・緑・金を使った装飾品でも、簡単にクリスマスの心理効果を感じられます。イベントの時にはお洋服や小物に取り入れるのもおススメです!

また、お食事の際、テーブルクロスや、ナフキンのカラーを変えるだけでもガラッと雰囲気が華やぎます。
料理で取り入れるならば緑のサラダに赤いトマト、ケーキの上の赤いイチゴでクリスマスの楽しくあたたかな食卓の完成です!
クリスマスならではのDIYも素敵ですよね。クリスマスカードやオーナメント、リースを自分で手作りしてみると愛着も湧いてきます。

いかがですか?
「今年やってみたいな。」と思うものはありましたか?

色彩はあなたの身の回りに溢れています。そして、色彩は私たちの心の状態に変化をもたらす力を持っています。
色彩の感じ方はそれぞれの文化や社会的背景、個人的体験によって様々ですので、あなた自身の感じ方を大切にしましょう。色彩の効果を味方につけて、あなたの人生がもっとハッピーになりますように☆

色彩についてもっと深く知りたいという方は、色彩グラスセラピスト養成講座の無料体験レッスンを実施しています!
無料体験では実際に色彩グラスセラピーを体験し、触れていただけます☆

お問合せはこちら⇒ 受講のお申込みフォーム | 花と心の学校&ハートステップ・カレッジ (heart-c.co.jp)